
原樹里(はらじゅり)
1993年7月19日生まれ
180cm 75kg
兵庫県出身
ヤクルトにドラフト1位で入団。
2015年のドラフトと言えば、真中監督のあのシーンの印象が強すぎて・・・(笑)
いまいち注目されなかった肝心のドラフト候補ですが、調べてみるとなかなか面白い出自をお持ちでしたよ。
家族構成
お父さんの敏行さん、職業は音楽家 。
大阪音大を出て専門はロシア声楽。声楽家として活動し、他大学を経て大阪音大で教鞭をとっているそうです。
そしてなんと、御年83歳!52歳のときに30歳年下の奥さんと結婚し、3人のお子さんを授かったとか。
樹里って女の子みたいな名前ですが、こんな由来があるんですね。
敏行さんは「理性があって、樹木のように広がっていくように」という意味を込めて、樹理と名付けた。
「言葉の響きと、大人になったときに欧米諸国にも通用するような人間になってほしいというね」(敏行さん)
出典:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/169177
実は上の2人のお兄さんも変わった名前。
長兄は玲奈(れいな)さん、次兄は理恵(ちさと) さん。うーん、ご両親は女の子が欲しかったんでしょうか・・・?
この字面で3人兄弟と判断するのは、かなり難易度高いですね。
まあ、原投手本人に限って言えばこの通りイケメンなので、名前もあんまり違和感ないですけどね。
なんか、本人よりお父さんに興味がわいてきました。
自身は音楽家だけど、息子たちに音楽をやらせることはなかったんですね。
原投手には、自宅のピアノに近づかせもしなかったとか。
ひとそれぞれ適性があるからだ、と言う考えだったそうですが、ずいぶんと器の大きいお父さん。
親である以上、子どもには幸せになってほしいから、ついつい自分が経験して良く知っている道に進んでほしい、と思いがちですけどね。
私も、これくらいおおらかな気持ちで子どもを見守ってあげられるようになりたいものです。
「大事なことは自己規律と自己責任。自分で責任を持って自分をコントロールできる人間になれ」
敏行さんが言う。
「僕は子供の頃から音楽に親しみ、声楽家として仕事をしてきた。欧米の考え方に影響を受けたこともあり、日本流のやり方があまり好きじゃない。上からあれをやれ、これをやれと強制されたり、肩書が幅を利かせたりね。向こうの国々は自己責任の考えが主流。結局、最後に頼れるのは自分だけ。野球にしても、親にやれと言われてやっている子は、親からずっと、ああしろこうしろと言われてやっている。それで成功している場合もあるでしょうが、僕は性に合わない(笑い)」
「専門分野を持って、自分にしかできないものを持たないといけないと思って、仕事に取り組んできました。これは野球でも同じことがいえるんじゃないか。上達するための考え方をアドバイスすることは惜しまなかった。一人前になるための練習の仕方、勉強の仕方、自分を磨いていくプロセスは、共通するものがあるはずですから」(敏行さん)
出典:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/169177
なるほど。
海外の教育に影響を受けているのですね。
でも、年齢を重ねたからこその達観、ってのもあるかもしれませんね。
小学生の頃、樹里投手がボールを投げるのを見て素質を感じて野球の道に進ませたのだとか。
子どもをよく見ている、いいお父さんですね。
なんか、お父さんの話ばっかりしてしまったので、いい加減原投手本人の話に移ります。
持ち味は、最速148km/hのストレートとシュートなどの多彩な変化球。
また、大学時のリーグ戦では3日間で計285球を投げ抜いたなど、スタミナもあるようです。
先発完投が期待できますね。
高校の頃はけがに悩まされた時期もあるようですが、大学に入ってからの活躍は安定してます。
広島の九里亜蓮と投げ合った過去もあるのか。
ヤクルトの外れ一位とはいえ、他球団スカウトの評価もかなり高かったようですね。
制球力とピンチで抑えるマウンド度胸もあり、ヤクルトは先発ローテーションの柱として期待をかけているようです。
新人王候補としても注目ですかね!
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